カテゴリー「趣味」の30件の記事

2008年6月 1日 (日)

太陽系大紀行

 講談社発行の「太陽系大紀行」と云う天体シュミレーションソフトがある。パソコンでリアルタイムの天体の位置や現象を再現出来る。大分以前に発売されたものだが、WindowsXPにも対応。

 このソフトが実に楽しい。自由に時間を設定して日食や月食を再現したり、他の惑星から地球の動きや星空の景色も楽しめる。音楽付き(ちょっと不可思議な音楽)で、暇な折や天体観望の補助に利用している。現在、品切れみたいで重版計画もないらしいけれど、こうした教育用にも役立つソフトは、もっと積極的に宣伝しても良いと思う。

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2008年5月21日 (水)

5月21日午後8時23分頃

 本日午後8時23分頃から29分頃にかけて、ISS国際宇宙ステーションが日本列島を縦断する。四国室戸岬上空辺りから大阪上空、飛騨高山辺りをかすめて仙台付近から太平洋に抜ける。この間、約3分。本州全体で夜空を彩るショーが見られそう。最近は夜明け前が多かったが、又、夜も見られるようになった。一見の価値がある。興味のある方は是非ご覧を。世界観が変わるかも知れない。23日午後7時32分頃もほぼ同様のコースを通る。宇宙航空研究開発機構(JAXA)のホームページにこの情報が提供されている。

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2008年5月 3日 (土)

5月4日午前3時56分

 明日の早朝、3時56分から58分にかけて、ISS(国際宇宙ステーション)がほぼ日本列島を南西から北東へと縦断する。好条件。

 夜明け前の太陽の光を受けたISSが音もなく、静かに意外に早いスピードで上空を移動するのが見える。場所によっては、真上に近い所を通過する。

 朝が早いから(朝とは云えないか)、気合を入れないと見られない。先々週辺りは日没後に見えた。その時は職場の連中にも報知し、表に出てワイワイガヤガヤと一緒に空を見上げ、初めて人工衛星を見た連中が一様に感嘆の声も上げた。一見の価値あり。突然に光り出す。真上に近い所を、明るい星みたいのが北東方向に動いていれば、間違いなくISS。ぼんやりしていると見逃してしまう。58分過ぎには太陽の光が当たらない位置になって、見えなくなってしまう。曇っていれば見られない。時の運もある。

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2008年4月 5日 (土)

星図好き

 みのる君は地図とか星図が好きで、用も無いのに衝動買いしてしまう事がある。ドライブには地図を欠かせないから有用と云えるが、星図なんかは日常生活に無用の長物と云える。

 天文少年時代の遺物に星図のベストセラー「全天恒星図」がある。今でも処分せず大事に保管しているが、中はボロボロ状態。あちこちの頁に書き込みが残っている。何月何日、メシエ天体(メシエと云うフランスの天文学者が作った星雲、星団、銀河のカタログ。頭に”M”を付ける。有名なメシエ天体には、例えばM31<アンドロメダ銀河>とかM42<オリオン大星雲>等がある)確認と云ったメモが随所にあって、結構熱心に観望していたみたい。この星図は6等星までしか載っていない。それが不満で、8等星までを載せていたソ連(当時)製の「ミハイロフ星図」が欲しくて欲しくて、とうとう出版社経由で手に入れた。思い込んだら命がけだね。紐解けば、当然の事ながら中身は全てロシア語。チンプンカンプンながら、星座名を頼りにロシア語解明作業に没頭した思い出がある。次に手に入れたのが、地人書館の「新標準星図」。これもその道では有名な星図。「全天恒星図」と同様、東京天文台の広瀬秀雄氏と日本天文学会の中野繁氏の手になるモノだから、2冊は不要に違いない。でも、欲しかった。どうも図面みたいなモノにこだわる性向があるみたい。

 圧巻は中野主一氏と太田原明氏の労作「天体観測星表」(1983年:2000年分点)。恒星の位置や明るさ、固有運動等を延々と400頁にわたって羅列しただけの星表。普段の生活には全く無用。何の役にも立たない。これも発売と同時に買ってしまった。

 先月買った「天文ガイド」4月号の付録に「観測星図」が付いており、今はこれを持ち歩いている。別段必要ではないが、双眼鏡と一緒に車に置いて、いつでもスタンバイ状態。人生、何が起こるか分からないから、念の為に用意している。これもこだわりかな。

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2008年4月 4日 (金)

惑星や月面観望

 安物の反射望遠鏡でも口径が10㌢もあれば、そこそこ惑星観望を楽しめる。火星のリングも見えるし、木星の縞模様も何とか判別出来る。とは云え、望遠鏡の視野の中央に小さく見える程度だから、多少訓練しないと見落としも出て来る。

 子供達が幼かった頃に教育の一環で見せたが、関心が薄い。以来、惑星観望もしなくなったが、昔は結構熱心に見ていた。木星の模様はスケッチしたし、月面のクレーターはノートに丹念に見たままを描いていた。陰影をじっくり見れば、意外に凸凹が多い。月面には、アルプス山脈やらコーカサス山脈、コペルニクスやアルキメデス、ケプラーと云った馴染みの名前を冠したクレーターがあって、月面図を眺めているだけでも楽しめる。

 どう云う訳か、人類が月面に降り立ってから月面観望もしなくなってしまった。謎のままの内が花。男女の仲と同じかね。

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2008年4月 3日 (木)

流星観望

 何時流れるか分からない流星観望は忍耐が要る。毎年欠かさず正月のしぶんぎ座流星群を見るが、近頃は億劫さも出て来た。期待程には流れず、寒いし、薄着だとついつい消極的になってしまう。

 随分前、盛大なジャコビニ流星群が見られるとの前評判に釣られて、友人のリョウさんを誘って群馬県の赤城山の山頂まで繰り出した。一晩中、寝転がって星空を眺めていたけれど、まるで流れない。すっかり騙されてしまったと云う悔しい思い出。

 天体ショーは予想を裏切る事が多い。しし座流星群の極大も予想が曖昧。出る、出るって云いながら期待外れが案外多かったが、01年の時はもの凄い量の流れ星が流れた。カミサンと近くの空き地で観望したが、この時は唖然としながら、只見入るばかりだった。金輪際、あんな凄い流星群には出合わないだろうね。

 流星群は、母天体と云われる彗星の軌道に地球の軌道が重なった所で見られる。太陽の回りを回る彗星の通り道にたまたま地球の通り道が交差する地点が決まっているから、毎年、決まった時期に流れ星が多く見られる。彗星は太陽に近付くと、後方に塵を撒き散らす(写真で見る彗星の尾っぽ)。この塵は浮遊していて、地球が近付くと地球に引っ張られて落ちてくる。これが流れ星。宇宙空間には沢山の浮遊物があって、地球に近付くと落ちてくる。実際には毎日のように流れ星は見られるが、これは散在流星なんて云って流星群とは区別している。夜空を仰いでいると、季節外れにこの散在流星を見ることがある。この時は願い事を。全ての願いが叶いますように、なんて欲張ってもばちは当たらない。願う前に消えてしまう。

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2008年4月 2日 (水)

彗星観望

 以前にもちょっと触れたが、76年に一度しか地球に接近しないハレー彗星は、事前に綿密に軌道を計算して多分この位置にいるはずだ、と云う確信のもとで夜明け前、家族等を引き連れて小高い山の中腹で見た。予想通りの位置にあって、みのる君の計算能力の高さに自ら喜んだものさ。サイン、コサイン等の三角関数を駆使して観測地点の高度まであらかじめチェックして臨んだ軌道計算。子供等は幼かった為、世紀のショーに感動するはずもなく、親のエゴに付き合わされて眠そうな顔をしていた。

 百武彗星も家族知人等と近所で観望した。この頃は軌道計算熱も冷めており、天文雑誌の記事を参考にしただけ。ハレー彗星に比べ百武彗星の方は余程明るかったから、大した苦労もせず、しっかりと見付けられた。

 写真に収めればもっと鮮明に記憶したに違いない。無精者だから、見たと云う実績だけで満足してしまった。

 肉眼では若干面白味に欠ける。双眼鏡で見る星団の迫力や望遠鏡で覗く月面のクレーターや木星の大赤斑、火星のリングなんかはそれなりの感動はあるけれど、彗星や星雲はぼんやり景色だから、成程と云う感想で終わってしまう。星の世界はそんなモンさ。写真や映画みたいな光景は期待出来ない。天の法則に従って動く天体の几帳面さに感動するだけ。でも、印象に残った彗星観望だった。

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2008年3月31日 (月)

天体望遠鏡の選び方

 昔から天体望遠鏡に憧れながら、今日までまともなモノを手に入れたことがない。最大の理由は資金が無いことに尽きる。結構高価で、しかも比較的マイナーな趣味だから、なかなか手を出せなかった。

 みのる君が高校生時分、子供向けの工作キットを入手して、初めて星を眺めた時はビックリした。無茶苦茶なピントの合わない十文字みたいな星が見える。何だこりゃ。とんでもない屈折式。色消しレンズを使っていない安物だからやむを得ないとは云え、見事に期待を裏切られ、まんまと子供騙しに引っ掛かってしまった。改めて手に入れる程の余力はなし、何とか調整工夫し、辛抱しながら月面を眺めてはスケッチしたり、太陽の黒点を観測したり、基礎知識吸収に専念するしかなかった。彗星探しを本気に考えた時期もあったけれど、口径が15㌢のフジノン双眼鏡なんか、とってもでは無いが手が出ない。軽く100万円を超える代物。

 長じて双眼鏡と反射望遠鏡を買ったが、やはり安物買いの銭失い。月賦で買った双眼鏡は車に積んで、時には重宝しているが、反射望遠鏡(赤道儀付き~星を自動的に追っかける装置)の方は、肝心の架台が脆くて、一年程で微動ハンドルが駄目になってしまった。子供に星を見せてやろうと云う動機だったから、安いモンで妥協したのがいけなかった。

 天体望遠鏡は、まず架台がしっかりしていないといけない。華奢な作りでは星が揺らいでしまう。倍率なんか二の次で良い。200倍とか300倍なんて倍率を強調した宣伝文句に騙されてはいけない。全ては口径(対物レンズの直径)で決まってしまう。口径の2倍程度が適正倍率の限度。対物レンズが10㌢であれば200倍(100㍉の2倍)が目安。いくら倍率をあげても、月や惑星以外は大きくならない。星々は単なる点にしか見えない。倍率を上げると逆に視野が狭くなってしまい、面白味が無くなってしまう。

 対物レンズの焦点距離を口径で割ると明るさ(F)となる。焦点距離が1000㍉で口径100㍉(10㌢)であれば、F10。Fの数値が小さい程明るい。明るい程、星雲や彗星が美しく見える。

 限界等級と云うのがあって、肉眼では6等星まで見えることになっている。天体望遠鏡は口径で限界等級が決まってしまう。有効口径が5㌢の望遠鏡では11.3等星、10㌢では12.8等星まで見える。それ以上は見えない。架台の安定感と口径にこだわり、惑星を見るなら焦点距離の長いレンズ、星雲や星団を楽しむならば短い焦点距離を選ぶと良い。

 迫力たっぷりの星雲写真や銀河写真が天文雑誌なんかで紹介されるけれど、肉眼では見えない。写真のような映像を期待してはいけない。写真は全て長時間露光の成果。最近はデジタル技術が進化して、アマチュアも天文台並みの星雲写真が撮れるようになったが、いずれにしろ技術の勝利。これを期待して望遠鏡を買うと、必ず裏切られてしまう。

みのる君みたいな金欠病が清水の舞台から飛び降りると、大抵、銭失いの憂き目にあってしまう。時には妥協を拒否する勇気も必要だろうなと思う。

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2008年3月30日 (日)

国際宇宙ステーション観望

 ようやく国際宇宙ステーション(ISS)を見た。みのる君が住む町で、ISSが見える仰角が40度(少々上向きで空を仰ぐような角度かな。90度では真上でかえって見づらい。15度以下では大気の影響や市街の明かりや建物に邪魔されかねない)を超える日を心待ちしていた所、2日間程お誂えの日があった。こいつは楽しみだぜ。日が落ちて間もない時間帯ながら、曇っていなければバッチリ見えるに違いない。などと首を長くしていたけれど、あいにく2度のチャンスの内、最初は曇天。まるでアカン。最後の望みに賭けて空模様を気にしていたら、絶好の日和じゃん。雲一つない。さっさと仕事を切り上げて帰宅。見え始めの時間前には庭に出てスタンバイさ。そして、待ちに待ったISSをしっかりと見た。太陽の光を存分に浴びて音も無く移動する眩い光。高度400㌔の人工衛星のショータイム。一見の価値がある。ちなみに、「宇宙航空研究開発機構(JAXA)」のホームページで衛星の情報が見られる。

 みのる君が天文少年だった頃、エコー1号とか2号やパジオスと云った風船型の人工衛星が夜空を彩っていた。突如として現われて消える流れ星と違って、決まった時刻に見える人工衛星の輝きも棄てたものではない。バルブ撮影で軌跡を捉えて悦に入っていた。人工衛星に胸躍らせたのはそれ以来かも知れない。

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2008年3月13日 (木)

月面風景のビデオ

 宇宙航空研究開発機構のホームページから「デジタルアーカイブス」→「ビデオアーカイブス」→「観測画像」→「月・惑星探査」とクリックしていくと、「かぐや」が撮影した月面風景のいくつかが楽しめる。時々、チェックしてみては如何。気分転換に宜しい。お好きな音楽をBGMに使えば、一分間の月面旅行を満喫出来る。

 みのる君が楽しみにしている直線壁はなかなか登場しない。

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2008年1月 5日 (土)

今年も流れ星一つ

 4日は朝2時50分に起床。目覚ましをセットしていた訳でもなく、自然と目覚める。毎年正月の楽しみの一つ、しぶんぎ座流星群を見る為だ。酔っていてもきちんと起きられるから立派さ。面倒臭いから防寒服を身にまとうことはしない。寝巻き姿に一枚だけ上に羽織って、庭に出てみれば、満天の星。寒い。前夜11時頃はてっぺん近くにあった火星が西に傾いている。

 30分程、北東の空を眺めていたけれど、一つも流れない。今年の極大(一番流れる時間)は4日の15時となっているから、ほとんど期待出来ない状況。一端部屋に戻って、熱いコーヒーを飲む。ストーブに当たって体を暖めてから、もう一度挑戦。

 昔は完全防寒で2、3時間は平気で粘って多くの流星を楽しんでいたけれど、年々準備が億劫になる。O型の所為かな。多少の寒さは根性で耐える。が、素足に寝巻き姿だから、30分程度で我慢の限界に達してしまう。そろそろ限界かなと諦めかけた時、北から東へ、うしかい座辺りをスーと星が流れた。0.2秒程度。明るさは1等星位かな。ついに、やったね。昨年も一つ見たけれど、今年の方が鮮やかだった。苦労した甲斐があったと云うものだ。正味1時間の観望で一個は少々物足りないけれど、まぁ良しとしよう。寒いし。

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2007年11月27日 (火)

手塚治虫の「シュマリ」

 手塚治虫の漫画はあまり見ないけれど、「シュマリ」と云う作品だけは意外に熱心に目を通した。明治初期の北海道を舞台に、一人の女を一途に愛した男の物語。所詮漫画と思いつつ、一本気の主人公に引き込まれて最後まで一気に読んでしまった。シュマリのような頑なな生き方も良し。「火の鳥」みたいな壮大な物語より、余程人間味があった。

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2007年11月 4日 (日)

無事、茶会が終了

 昨日は天候にも恵まれ、カミサン主催の茶会が無事に終わった。みのる君は下働きに徹して、庭掃除の後は打ち水、庭先で野点の準備。お弟子さんやらお手伝いが来る頃には、自室に引き下がっておとなしくしていた。途中、遠くからの客を駅まで送ってほしいなんてカミサンの要請にも快く引き受けたり。

 すっかり暗くなった頃、スタッフ全員の記念撮影も請け負って、全てが終了。長い一日だった。

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2007年10月27日 (土)

人工衛星の軌道要素

 一時、人工衛星の軌道計算に夢中になっていた頃がある。天体間の位置計算に関する書物を買って来て、悪戦苦闘しながら、サイン、コサイン、タンジェントを勉強したものだ。生憎文系頭脳なので、なかなか身に付かなかった。とうとう諦めてしまったが、しばらくして、パソコンが世に出始め、一時は放り出していた軌道計算熱が甦ってきた。プログラムを作ってしまえば面倒な計算なんかいらない、どうせ根拠や証明とか理屈なんか分かりっこないのだから、理論抜きでいこうと云う乱暴な発想。これがパソコン購入の動機となった。

 やがて、文献を見ながら、ああでもない、こうでもないと試行錯誤を繰り返して、PCのディスプレイに世界地図を手作りで描き、その上に人工衛星の軌跡を表示出来るようになった。独学でBASICを習得。画面上にサインカーブを描く軌跡を見ては悦に入っていた。星好きになった頃は、エコー1号とか2号とか、明るい人工衛星が夜空を横切るのをカメラに収めて楽しんでいたけれど、いつかは自分でも人工衛星が飛んで来る時間を予測したかったと云うのが軌道計算に関心を示すきっかけだった。

 で、結局、全てを忘れてしまった。モノにならなかった。BASICも忘却の彼方に行ってしまうし、軌道計算熱も冷め切ってしまった。慌しい日常が主因だろうな。かろうじて覚えているのは、離心率と軌道傾斜角と高度。

 新聞紙上に時折、世間を賑わす人工衛星の軌道要素が載る場合がある。軌道傾斜角と云うのは、大雑把で乱暴に云えば、地球上の経度みたいなものだ。自分の住む土地の経度が、例えば北緯39度であれば、軌道傾斜角が39度以下の人工衛星は見られない。離心率は、ゼロが円。1になると放物線となって地球から離れてしまう。ゼロと1の間は楕円軌道で、数値がゼロに近い程円軌道に近く、1に近い程長大な楕円軌道となる。人工衛星の高度が36千㌔近いと静止衛星だろうな。大抵赤道周辺近くが静止衛星の軌道なので、軌道傾斜角はゼロに近い。普通の人工衛星は高度が350~400㌔程度かな。90分程度で地球を一周する。この3つの要素を見るだけで、何となく人工衛星の動きを想像出来る(みのる君の思い込みかも知れないが)。

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2007年10月 8日 (月)

直線壁

 月面に「直線壁」と名付けられた場所がある。月面中央の少し下辺りにある。双眼鏡程度では見付けられないけれど、月面の写真集には大抵載っているから、紐解いてみるのも良い。地球からは引っかき傷のように見えるけれど、全長が約110㌔程度もあって高さが400㍍位。実際はなだらかな坂になっているらしいけれど、見応えがあって、見飽きることはない。月面にはいくつも名所があるけれど、このストレートの壁が一番だね。日本が打ち上げた月探査機「かぐや」がこの壁の映像を送ってくれるのを、実はひそかに期待している。

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2007年7月 6日 (金)

漠々とした宇宙

 光の速さで一年かかる距離を「1光年」と云うけれど、なかなか実感がない。

 仮に1kmを1光年とした場合、太陽と地球の距離は、大雑把に云えば1センチ半程度かな。冥王星までが6メートル程度になるかと思う。自宅から1km離れた場所を想像してみよう。冥王星までが6メートルだから、玄関を出て、今日はいい天気だなと空を仰いでいる内に冥王星に辿りついてしまう。6メートルはそんな程度の距離だね。太陽までは1.5センチ。決して遠くはない。近過ぎる距離だ。1kmの距離って云えば、歩いて15分程度の所だ。

 で、太陽に一番近い星は、と云うと、ケンタウルス座にあるプロキシマという星で、4.3光年の距離にある。4.3km向こう。歩いて1時間とちょっとかかる。次に近い星は、へびつかい座のバーナード星で、6.0光年、6km先。太陽系に近くて、惑星も確認されているエルダヌス座イプシロン星は10.5光年、10.5kmも離れている。全天一の明るさを誇るシリウスまでは8.7光年、8.7km向こうだ。歩けば2時間半近くかかる。最近、新たに太陽系以外の惑星として注目を集めているペガスス座の「オシリス」は150光年、150km先だ。オリオン座のM42、M43と云う大星雲までは1300光年、つまり1300kmも離れている。とっても歩いていける距離じゃない。銀河系の直径は10万光年。自宅から10万km先と云えば、地球を2周半する程の距離になる。

 ちなみに、1300光年先のオリオン大星雲だが、光が地球に届くのに1300年もかかると云うことであって、つまり、今の我々が見ている大星雲は1300年前の姿と云うことだ。飛鳥時代末期、元明天皇が即位した頃に光った光が、やっと今時分に届いた訳。えらく遠い。

 太陽系に一番近い星までが4.3km、次の星までが6km先。次は8.7km、10.5km先、と原野に点在する家を想像すれば、宇宙の広さも身近に感じられる。銀河系の大きさが10万kmで、こうした銀河系が更に遠い場所に無数に点在している。なんとも広々とした空間だね。その間には何もない。こんな漠々とした宇宙に、人類以外の知的生命体が存在すると思う?

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2007年3月21日 (水)

マカロニほうれん荘

 知る人ぞ知る強烈なギャグ漫画、鴨川つばめの「マカロニほうれん荘」。八十年代初めの頃か、一世を風靡したんじゃないだろうか。無茶苦茶破滅的な展開。15歳の高校生沖田そうじが主人公。脇を固める10回も落第したひざかた歳三(トシちゃん)と20数回も落第しているきんどー日陽(きんどーさん)の二人組が破壊的なギャグを連発する。

 中島梓が、この漫画は時代を画すると評価しているが、その通りだろうな。理屈抜きの奇想天外さ。好きだったな。しかし、余りに個性的すぎたね。

 鴨川つばめのその後って知らない(むしろ興味はない)けれど、「マカロニほうれん荘」は永遠に語り継がれるだろうね。日本の漫画史に残る傑作の一つ。

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2007年3月 7日 (水)

たまには写真展も…

 昨日から京都の美術館で山岳写真ばかりを一堂に集めた写真展が始まった。

 山の写真はみのる君の趣味ではないが、嫌いではない。命がけでないと撮れない山岳風景もある。自然を切り取る手腕に圧倒される。週末の京都行きは、実はこの展覧会が第一の目的。京都で開かれると云うから、では、見に行ってみようと云うことになった。天気予報では週末の天気は悪そう。雨になると、動き回るのが辛い。晴れを祈るのみ。

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2007年2月 5日 (月)

愛すべき猫二匹

 と云っても、生きた猫ではない。作家が作り上げた絵空事の猫たち。生身は苦手。人間様が生きるので精一杯で、生身にまで手は回らんし、金も回らん。

 まず漱石の「猫」が抜群の存在感。みのる君の愛読書でもある。この名無し猫の人間批評が実に好い。あえない最期だったが、奥泉光が「我輩は猫である殺人事件」で見事に蘇らせてくれた。妙な能力を身に着けての復帰だったので、ちょっとがっかりしたけれど、まぁ良しとしよう。

 もう一匹。小鉄である。「じゃりん子チエ」(知っている人は知っているけれど、知らない人は知らないね)に出て来る強烈な猫である。みのる君はチエのファンでもあり、小鉄のファンでもある。

 なにしろ漫画アクションに登場以来のファンで、コミックになると早速買ったからね。勿論第1巻から初版本。25巻までは初版を買っていたけれど、さすがに食傷気味となって、又、TV化されブームとなってしまったこともあり、まぁ好いか、とあっさりチエとも小鉄ともお別れさ。はるき悦巳って作家、不精者らしいけれど、どうしようもなく駄目なテツと日本一不幸なチエと張りあう小鉄を生み出したのだから、尊敬するね。

 そう云えば、一時、みのる君はカミサンの友達から「小鉄」ってあだ名されていたっけ。喧嘩なんかに縁のないみのる君がどうして「小鉄」だったのだろうか。チエにはかなわない小鉄と同じで、カミサンに頭の上がらないみのる君をからかっていたのかな。

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2007年1月29日 (月)

オリオン座

 今時分は夜の8時頃、南の空にオリオン座が見ごろ。三つ星が好い目安。冬の星座は明るい星が多く、にぎやか。特にオリオン座が好きだな。三つ星の下に小三つ星がある。オリオン大星雲だ。肉眼や双眼鏡では面白くもないが、長時間露光の写真では鮮やかな星雲となって現れる。三つ星の左端には馬頭星雲がある。これも肉眼では捉えられないけれど、時間をかけて写真で撮ると、馬の頭のような暗黒星雲が浮き出てくる。

 オリオン座の西の方には「すばる」が輝いている。「すばる」はプレアデス星団のこと。星がかたまって見える。双眼鏡で見ると実に美しい。肉眼で見ると数個以上の星が見えるはず。みのる君は近眼ゆえにこれが楽しめない。目の良い人ならば10個以上は見られると思う。羨ましいね。

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2007年1月26日 (金)

ピアノのレパートリー

 勿論腕前は全くの素人以下だけれど、下手の横好き。昔から暇があるとピアノを弾いている。左手は和音(と云っても知っているギターコードに合わせて押さえるだけのいい加減な流儀)、右手でぎこちなくメロディを奏でる。それで一人悦に入っている次第。でも、結構レパートリーは広い。映画音楽からポップス、歌謡曲、唱歌からアニメ主題歌まで。要は楽譜(ギターコードの載ったもの)さえあれば、何でもござれ。ギターの腕前はと云えば、2、3度人様の結婚披露宴で披露した程度(伴奏だけれど)だけれど、まぁ、そこそこコードを押えられる。

 先日も書いたが、「カノン」が良いね。これは随分と練習して楽譜通りに弾ける。「モルダウ」もちょっと弾ける。「となりのトロロ」の「さんぽ」なんかテンポ良く弾くぞ。加山雄三の「海・その愛」も定番。ビートルズの「イエスタディ」もしっとりと演奏するからね。サビの部分は一拍毎にコードが変わるけれど弾きこなすよ。「恋はみずいろ」も忙しくコードが変わるけれど、何とかこなしている。転調があって煩わしいけれど。「太陽がいっぱい」も情感たっぷりさ。

 それなりに音が出れゃ良いと云う大胆さ。大雑把。全く自慢にもならないけれど、本人が満足していれば、それはそれでハッピーな訳さ。カミサンの子守唄にもなっているから、少しは役に立っているし、指の運動で呆け防止にもなる。

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2007年1月 6日 (土)

天文ガイド

 「天文ガイド」と云う雑誌がある。毎月5日発売。みのる君の星を見るきっかけを作ってくれた雑誌で、1967年1月号から欠かさず購入している。すでに40年を超えた。つまり、480冊を超えている。凄いボリュームさ。何度かの引越しがあったから、もしかしたら欠番があるかも知れない(面倒臭いのでチェックはしていない)。我が家をリフォームした際に壁一面に書棚を設えたが、その一角の戸棚にひっそりと平積みされている。

 大人になってから星を見る機会がほとんどなくなったが、この雑誌だけは毎月几帳面に買い求めている。読者の写真コーナーに紹介される星の写真は、器材の精度向上もあって、40年前に比べると格段にレベルがあがっている。素人とは思えない写真が並ぶ。デジタル写真も見事。

 いつかはこのコーナーに応募したいなどと思いつつチャンスがない。努力もない。お金もない。みのる君の子供が幼い頃、子供の教材のつもりで安物の反射望遠鏡を買ったが、この世界は安物では歯が立たない。すぐに壊れてしまって役にも立たない。結局、望遠鏡はホコリをかぶったままさ。

 ただひたすら「天文ガイド」を買って、いつかはきっと、いつかは必ず、と年を重ねて来た。この根性だけは大したもんだと思う。

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2007年1月 3日 (水)

しぶんぎ座流星群

 毎年1月4日早朝、しぶんぎ座流星群が極大を迎える(北北東の方向)。1時間に十数個から数十個の流れ星が夜空を彩る。今は、しぶんぎ座と云う星座は今は存在しない。りゅう座ι流星群とも云われている。夏のペルセウス座流星群と並んで、1時間当たりに流れる数が多い。

 みのる君が高校生の時はこの流星群を観望した為、3年間、決まって風邪を引いてしまった。時には火球と云われる程の明るい流星を見る事も出来る。その頃、北斗七星を横切る火球を見たが、自分の影が出来る程明るかった。あれ以来、なかなか影が出る程の流星には出合っていない。社会に出てからは見る機会が減ったが、チャンスがあれば玄関の外は厳寒の中で、よく見ている。生憎近眼なので、余程明るく光る流星しか捉えられないが、それでも、運が良ければ1時間に20個以上の流星を見つけられる。今年は月明かりが邪魔して期待出来ない。天候も気懸かり。だけれど、正月の楽しみの一つ。

 そう云えば、01年のしし座流星群は凄かった。夜中の1時過ぎから2時間程、数を数えることも忘れて只見入っていた。短い軌跡の流星が多かったが、実に壮大なショーだった。

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2006年12月 6日 (水)

もずのはやにえ

Photo_18  もずのはやにえかも知れない。庭の梅の枝に虫が枝に突き刺されていた。こんな場所にも百舌鳥はいるのかな。カミサンが朝の散歩で時々雉の声を聞くと云う位だから、きっと近くに巣があるんだろうな。

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2006年11月12日 (日)

炉開き

 カミサンが忙しく動き回って炉開き。床の間にはややこしい締め方の茶壷も飾った。ようやく寒い季節を迎える。

床の間の掛け軸は「本来無一物」。でも、P061112aa 「本来無一文」の方が説得力があると思うけれどね。庭の椿も一輪飾る。

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2006年9月30日 (土)

月から地球を眺めると

 地球は動かない。例えば、月から見て地球が中空に見えるとすると、一晩中眺めていても地球はその場所からほとんど移動しない。東から昇ることもなければ、西に沈むこともない。

 当然と云えば当然。地球から見る月はいつも同じ面を地球に向けているからだ。勿論、首振り運動があるから、地球が全く動かないと云うことはない。毎日眺めていれば、中空を楕円を描くように地球が移動しているのが分るはずだ。

視点を変えると、思わぬ発見がある。

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2006年9月12日 (火)

影だけの表現

Imga0327 一時、みのる君は黒(影)だけで表現する絵に凝っていた。写真は映画スターを模写したもの。稚拙でバランスが悪いけれど、それらしく見えない?

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2006年9月11日 (月)

昔、みのる君は絵が好きだった

 昔、みのる君は結構熱心にイラストを描いていた。Imga0326_1 勿論、下手の横好きだけれど。

思い立って、久し振りに古いを絵を引っ張り出してみた。保存状態が悪いから画用紙はすっかり傷んでいた。さすがにみのる君は大雑把な性分だ。意に介さない。

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2006年8月31日 (木)

冥王星が仲間外れになった理由

仲間外れになった訳を非常に大雑把なたとえで説明すると次のような感じかな。

 惑星様ご一行が東京駅から新潟へ向かっている。木星や土星は図体が大きいから大人料金で急行。天王星と海王星は中学生料金で各駅停車、水星や金星、火星、地球は子供料金で上越新幹線に乗っている。

 ところが冥王星だけはへそ曲がりで新潟とは方向の違う山形へ東北線経由の各駅停車で向かっている。しかも地球の月よりも小さいものだから幼児料金(幼児料金なんてないけれど)。惑星様ご一行が新潟から東京へ戻って来ても、冥王星はまだ福島辺りを東京に向かってノロノロ移動している。

 赤ん坊一人が呑気に各駅停車でみんなと違う方向へ行くもんだから、お前なんか惑星じゃない面倒見られん、とつま弾きされた訳。乱暴な例えだけれど、ザッとこんな具合だ。

 冥王星だけ軌道傾斜角が17度以上もあって(方向が違うと云ったイメージ)大きな楕円軌道。惑星様ご一行は大体円軌道なので、これも異質。乱暴に云えば彗星や小惑星の軌道みたいなもので、昔から惑星様ご一行に加えて良いものか議論されていた。ここへきて、やっと惑星様ご一行の見やすい幟が立てられ、冥王星だけは参加資格がないよと云われた次第。

 今時分は夜の8時過ぎ、南のへび座辺りに居座っている。勿論、口径10㌢程度の望遠鏡では見えない。もっと口径の大きな望遠鏡がないと駄目だし、見つけても点みたいに小さい。表面なんか全く見えない。毎日同じ時刻に見続けていると動いているのが何とか分かる程度かな。観測には根気のいる星だ。

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2006年7月 2日 (日)

稲みのる君は推理小説好き

 推理小説のうんちくを語る程ではないが、指を折って数えてみると意外に多くの推理小説を読んで来た。最近は森博嗣ひとすじだが、この頃の森の文章は表現に鋭さがなくなっており、潮時かなと思ってしまう。

 日本の作家が中心で、松本清張から始まり、江戸川乱歩、森村誠一、仁木悦子、法月綸太郎、有栖川有栖、我孫子武丸、鮎川哲也、綾辻行人、赤川次郎、東野圭吾、歌野晶午、斉藤栄、小峰元、高木彬光、島田荘司、吉村達也等々。福永武彦も読んだ。海外ではエラリークイーンは随分読んだ。いわゆる本格推理物が面白い。一徹主義で一人の作家を集中的に読んでいく。作家一人に1、2年も費やす。偏狭さ。本棚も満杯状態だ。森博嗣にしてもすでに3年以上も一途に読み続けている。やっぱり潮時かなと思うこの頃。

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