漱石の墓参り
同窓会の翌日、学生時代に漱石を研究していた同人誌の主幹が、漱石の墓参りに行こうと云い出した。即座に反応したのが、みのる君のカミサン。是非、行きましょうと強引にみのる君を誘う。他の連中も異議を申し立てず、どうせ暇だし、この際、昔住み慣れたアパート周辺も訪ねてみたいし、アキバのメイド喫茶にも行ってみようなんて云い出す始末で、さすがにそこまでお付き合いは出来ないが、カミサンの希望もあるから、しぶしぶ雑司が谷霊園まではご一緒する事にした。
雑司が谷霊園には夏目漱石の墓の他に小泉八雲の墓もあった。訪ねてみて、初めて知った次第。最近、新潟の池田記念美術館で八雲と漱石の因縁を知ったばかり、まさか雑司が谷霊園にこの因縁の二人が眠っているとは思わなかった。霊園前の花屋で花を調達し、一応墓参を済ませた。ついでに、漱石の親友だった中村是公の墓も拝見。
是公と云えば、満州鉄道の総裁や東京市長を歴任したお方。漱石を中国旅行に誘っており、漱石は帰国後に「帰り見れば蕎麦まだ白き稲みのる」なんて俳句を作っている。その親友も雑司が谷に眠っているとは思わなかった。
又いつか同窓会を開こう。その時までお互い無事で。池袋駅で同人等と再会を約して解散。連中は上京土産と云いつつアキバへと向った。
最近のコメント