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棄権は危険

 みのる君の親父殿が時々諭すように云っていたことがある。一つは政治と宗教は話題に出すなと云う事。友達同士でも避けた方が良い。無意識に自説を開陳しても、それが相手を傷付けてしまう結果になるかも知れない。もう一つは、国は「馬鹿」を育てる教育に腐心していると云う事。国民があまり利口になると政治がやりにくくなる。自分達の望む政治に口出しは無用。だから馬鹿で結構と云う訳だ。みのる君は、知らず親父殿の教えを身に付けてしまったようだ。友人、知人、仕事で知り合った方々に世を憂いて愚痴をこぼすような事は滅多にない。信仰についても語らない。しかし、時々は今の学校教育は駄目だとこぼす事もある。みのる君の周辺には学校の先生が多い所為かな。一杯呑んだ席で、組合活動に熱心だった善さん辺りにはよく絡んでいた。

 衆院選真っ只中の今、親父殿の口癖を思い出す。段々と右寄りになっていく政治の現状を親父殿が知ったら、きっと呆れ返る事だろうと思う。ゆとり教育を聞いたら、成程、俺の考えは満更間違っていたとは云えないと威張るかも知れない。馬鹿のお陰で政治は安泰だと云うに違いない。記者会見で号泣する議員を見れば、これも学校教育の結果だと自慢するだろう。そもそも資質が無い。地元との長いお付き合いで、まぁまぁと云った馴れ合いが生まれるのは仕方無い面もあるが、資質が備わっていれば対処できるはずだ。順番待ちの行列を無視して、何とかしてよ、なんて無二の親友が言い寄ってくれば、仕方無いな、お先にどうぞ。この人は関係者です、などと回りに言いふらして自分を納得させる。日常的に起るごり押し。如何に対処するかは資質に関わってくる。一歩誤れば癒着、談合、賄賂等と騒がれる。親友と云えどもルールを破る訳にはいかない。みのる君だったら単純明快だ。なにしろ、みのる君は職場では堅物で通っている。本人は極めて柔軟な思考の持ち主だけれど…。納得出来ないルール違反には厳しく臨んでいる。

 選挙に棄権は禁物だ。他人事では無い。迷う事も無い。常に批判者になれば良い。離合集散を繰り返す野党には困ったものだが、迷う事は無い。とにかく批判票を投じれば良い。これまで、仕事のお付き合いや親類縁者からさまざまなご依頼を受け数々の後援会に加入させて貰ったが、何、投票の時は知らんぷりだ。思想信条は憲法で保証されているし。この憲法を変えようなんて動きもあって心配だが、今の所は自由に批判出来る。この際、棄権は危険。

 歴史が人物を評価する。自らの名前を冠したネーミングで歴史に名前を刻もうなんて魂胆が見え隠れする与党にはお灸を据える必要がある。などと、きっと親父殿は癇癪を起こしているに違いない。

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