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酒には艶も良し

 9月末、命日には少し早かったが、実妹の十三回忌を迎えた。少ないきょうだい夫婦のみがお寺さんに集合。法要と墓参りのあとは、みのる君が馴染みの蕎麦屋でお清め。ささやかな年忌だった。何年か後には母の十三回忌を迎えるが、それまでお互い持つかな。会話はそこへ行き着く。

 過日は、姉が嫁ぎ先の母が95歳の天寿を全うした。みのる君も告別式に顔を出したが、甥っ子から見ると、叔父さんは老けたそうだ。髪も薄くなったらしい。甥っ子こそ太りすぎではないかと思うが、しばらく会わないと、日々のわずかな変化に日数を乗じた分が積み重なるから変化が目立つのだろう。みのる君の周辺は、みのる君を若いと見ている。わずかな変化は見落とされる。だから、久し振りに友人と会うことは、変化の度合いをチェックして貰う為にも必要だ。今夏、昔の連中との再会を楽しみに同窓会を企画したが、案の定、愛想の無い連中ばかりだから、返事の一つも寄こさない。みのる君の周辺にはマメな奴がいない。類は友を呼ぶから、詮方ないが、変化の度合い測定に消極的な連中に呆れてしまった。

 2週続けてカミサンの古い友人が我が家に一泊した。一人は30年振りだったが、彼女の顔を見た瞬間、彼女の顔を思い出した。歳月を経ても記憶には残っていた。翌週やって来たもう一人は5年振りだから、忘れはしない。やっぱり、異性の方が覚えやすいのか。仕事で知り合った取引先の方の顔や名前はすぐに忘れてしまうのに、不思議な記憶構造だ。

 2週続けて週末は気持ちよく酔っ払った。30年振りの彼女から地元名産のお酒を頂いたものだから、余計に嬉しくなる。5年振りの彼女は、あからじめコシヒカリを送ってくれていたので、おいしいご飯も頂いた。持つべきは友だが、もう少し若い時分に酒を酌み交わしていれば、もっと楽しかったかも知れない。最近ではめっきり異性と呑む機会が減った。カミサンの顔ではつまみにもならない。新婚当初はカミサンの友人や後輩やらが大挙して狭い我が家に一泊し、夜中まで大騒ぎの宴席を設けたものだったが、近頃はさっぱりだ。過日、久し振りにリョウさん等と一献傾けたが、野郎同士では髪の色や量を競う話ばかりで面白くもない。酒には艶も大切だ。

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コメント

艶めかしいお話かと読み始めたら、お母さんと妹さん、お姉さん(これは初めての登場では?)、お姉さんの母上、奥さん、奥さんの友人これが女性ですが、りょうさん、甥っ子、と色っぽくない方もちょいと参加し、多彩な顔ぶれで楽しませていただきました。

いつも有難うございます。実姉については、みのる君が腰椎圧迫骨折後、大評論家先生の形見分けの杖を使っていた折、それを教えてくれたのが実姉と、ちらりと登場しました。甥っ子に似た体型で、甥っ子は姉に似てきたようです。蛇足です。 (稲)

投稿: Bianca | 2013年10月20日 (日) 08時40分

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