« 栗林公園 | トップページ | わが愛しのキャンディーズ »

小男鹿

 四国ドライブに際して、カミサンにはもう一つの企みがあった。徳島の銘菓、和三盆の「小男鹿(さおしか)」を手に入れること。

 小男鹿を販売している徳島市内の冨士屋へ寄る時間もなかったので、きっと、銘菓だから高松でも売っているに違いない、などと考えていたようだ。栗林公園の受付嬢から小男鹿のことを聞き出していた。高松三越にあるかも知れない。ないし冨士屋の支店があるかも知れない。案の定、冨士屋高松店がある由を確認し、そうなるとすぐにでも出向いていきたい。栗林公園散策を早々に切り上げ、三越へ向かうことになった。

 三越近くの駐車場に車を預け、早速三越へ行ったが、あいにく取り扱っていない。近くにある冨士屋の場所を教えて貰って、そちらへ出向いたが、残念だね、定休日だった。カミサンは肩を落としてしまった。やっぱり、徳島で買うべきだったわ。

 車を預けたついで、商店街の一角のうどん屋に入って讃岐うどんを頂く。カミサンは、小男鹿のことはさっさと諦めて、讃岐名物を味わう。気持ちの切り替えが素早い。夕飯でも食べようなんて、落胆していたカミサンを誘うと、いきなり立ち直って、道行く女性に、近くに美味しい讃岐うどんが食べられるお店をご存知ありませんかなどと声を掛ける有様。品のよい女性が太鼓判を押してくれたお店がすぐ近くにあって、早速、二人してご賞味した。

 駐車場の管理人がみのる君の車のナンバーを見て、震災のお見舞いを述べてくれた。みのる君の住所地では大震災の直接的影響はほとんどなかったが、四国の人からみれば、関東地方も東北地方も似たようなものなのかな。ちょっと戸惑ったが、一応、ご挨拶して、午後6時過ぎ、駐車場を離れた。

 高松中央インターから高速道路に入り、淡路島を通り抜け、神戸市内から名神高速へ、瀬田東ジャンクションで今回初の渋滞に遭遇したが、10分程度で通過、深夜には北陸自動車道に分岐、途中、何度も休憩、仮眠しながら、翌日の昼前、無事に帰宅。全走行距離2900㌔を超えるお気楽なドライブが終わった。今回も渋滞にはほとんど無縁。局所的には流れの悪い所もあったが、総じて快適な移動。短い連休を満喫し、「なつ衣いまだ虱をとりつくさず」の心境だ。

 後日、カミサンは冨士屋から小男鹿を取り寄せた。お使い物に使うつもりだったようだ。お裾分けを頂いたが、なかなかの美味だった。

 小男鹿を頂いた方のご主人(故人)が徳島出身だった由。偶然にしては出来過ぎだが、懐かしいと云って、いたく喜んだそうだ。カミサンが嬉しそうに話してくれた。

|

« 栗林公園 | トップページ | わが愛しのキャンディーズ »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 栗林公園 | トップページ | わが愛しのキャンディーズ »