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計画停電

 この一週間、東京電力の「計画停電」に振り回されっ放しだ。

 電力不足に付き、毎日3時間余りの停電を実施する、ついてはご理解とご協力を。東電の高飛車な要請。状況が状況だけに、負担を強いられるのはやむを得ない。この際はじっと我慢と諦めるしか無い。

 が、どうも方法が宜しくない。停電の直前にならないと実施の有無が分からないし、第一、各市町村を5つのグループに分けて、第1グループから第2グループ、第3グループと順繰りに停電していく方法だが、自分の住む場所が何処のグループに属しているのか、当初は全く不明だった。問い合わせ先の電話番号やホームページのアドレスを紹介していても、電話はほとんどつながらなかったし、ホームページもアクセス出来ない状態がしばらく続いた。

 テレビでは大雑把な市町村の区分け程度しか報道されないし、新聞が細かな市町村の各町名別にグループを報じたのは、計画停電が始まった後だった。しかも、新聞には職場の町名が載っておらず、うちは計画停電のエリアに入っていない、なんてぬか喜びするせっかちも出た程。新聞にミスは付き物、新聞を信じてはいけない。

 とにかく情報提供がお粗末すぎた。停電になって、ようやく自分の住む場所のグループが分かると云う、情報社会にあって、実に情けない有様。

 みのる君は地元自治体のホームページを見て、自分の家が何処のグループに属しているのかを知った。見ると、第1グループと第5グループに属している。2つのグループに入っているなどとは只事では無い。第5グループの次は第1グループが停電の順番だ。2つのグループに属していると云うことは、連続6時間の停電になるじゃないか。これでは、話が違うぞ、約束が違うぞ。金返せ。最初は、意味も分からず憤っていた。

 実際、予告通りに電気が切れてみて、初めて自分の家のグループを理解した。同じ町内でも道路を挟んでグループが違うと云う事情。うちが真っ暗なのに、あっちは明るい。不公平じゃないか。悔しがっても、東電様には勝てないから、憤懣やるかたない。もっとも、こちらが点いている時は、あちら様が停電だから、何とも云いようが無い。

 仕事の方も大変だった。電気が来なけりゃ何も出来ない。暖も取れない。みのる君のお仕事はコンピュータ一色。他の連中だって、大半がお手上げ状態。やむなく変則勤務を設定。日に2度も計画停電が行われる場合は、4時間働くのが精一杯。これでは満足に仕事をこなせないじゃないか。東電にしろ、政府にしろ、庶民の苦労や苦心を承知しているのかね、創意工夫にも限度がある。

 停電の晩、久し振りに懐中電灯の有難さを味わった。手回し充電式の懐中電灯と、売り切れ前に確保した電池式の懐中電灯を用意して、薄暗い明かりのもとで、冷酒で一献。処分するつもりでほん投げてあっただるまストーブに再登場を願って、売り切れ直前に買った灯油を入れ、何年か振りにだるまストーブで温まった。

 本日は夕方から停電の予定だったが、幸い、暖かい所為か停電は中止の由。早々に夕食も風呂も済ませ、電気が切れたら寝てしまおうなんて段取りを考えていたので、何となくホッとしたが、これでは、すっかり東電ペースだ。

 日本経済も、電気が切れたら、お先真っ暗なんて洒落にもならない惨状に耐えている。

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