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大ケガから一年

 去年の今晩、ほろ酔い気分の酔っ払いが足を滑らせて尻餅を突いてしまい、大事な骨を砕いてしまった。第2腰椎圧迫骨折。早いもので、またたく間に一年経った。砕けた骨は元には戻らんが、ほぼ以前の健康状態と不健康な喫煙生活に戻った。

 骨折の夜は一晩中激痛に耐えて、翌朝、救急車を頼んで病院へ運んで貰った。救急車の出動を遅らせたのはカミサンの機転。夜の搬送では何処の病院へ連れて行かれるか分からない、朝になってから出動要請すれば、指定した病院へ運ばれる確率が高い、近くの病院であれば見舞いも楽でしょう、と云う奸計。予想的中で、確かに自宅に一番近い腕の立つ整形外科へ入院する事が出来たし、お陰で、朝晩、カミサンが食事の介助に通ってくれた。

 あれから一年になる。時々通院してはレントゲンを撮り、ケガの状態を確認して貰っているが、当時、同室だった患者さん達には診察室で会ったためしが無い。皆さん、ケガの回復が早いのだろうな。

 一年も尾を引くケガを考えると、やはり、相当の大ケガだったのだろう。幸い、手術もせず、ひたすら寝ていれば良いと云う不精者にはお誂えのケガだったけれど、これで済んだのが奇跡と云えるし、不幸中の幸い。もう入院はコリゴリだし、千鳥足には気を付けなければいけない。

 我が家の板の間にはみのる君が足を滑らせた跡がくっきりと残っている。派手に尻餅を突いた事が歴然。見るたび、複雑な気分にもなる。何事もほどほどが大事、自制と自省が肝要。大変な一年だったと思う。

 生まれて初めて救急車に乗ったが、余り居心地の良いものでは無かった。第一、賑やかなサイレンを鳴らして自宅前へやって来るものだから、ご近所総出の騒ぎになってしまう。メタボ予備軍のみのる君を担架へ乗せるだけで救急隊員は息を切らしてしまう始末。恐縮するが、こっちは一晩中痛みを堪えていた身だから、しらばっくれている。仰向け状態で運ばれた所為か、救急車が角を曲がる度に目が回る。搬送先がもう少し遠かったら、車酔いまで病名に追加されかねなかった。とにかくも、二度と御免の一年が過ぎた。

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コメント

偶然ですが、11月29日は私の父の命日です。おやご自宅内の事故でしたか。ところで一度は救急車で搬送されてみたいと思っていましたが、あまり良い気分では無いようですね。

コメントを有難うございます。確かに、救急車なんかの世話にならない方が宜しいかと。ご近所中が飛び出してくるし、病院へ到着しても好奇の目が沢山。こちらは必死ですが、周囲は呑気なものです。救急車は意外に安全運転で、病院へ着くまでじっと我慢を強いられるのも辛いものです。後学の為にはなりましたけれど。お父上の命日と同じでしたか。妙な因縁ですね。 (稲)

投稿: Bianca | 2010年11月30日 (火) 09時07分

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