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懸案事項が片付いた

 一年も前から決まっていた東京での写真展の日程。この日に向けて、写真家は展示作品を決め、大きく引き伸ばし、ついでに写真集も発行しよう、祝賀会も開催しよう、なんて遠大な計画を練り、コツコツと準備を進めてきた。

 さて、そろそろ祝賀会の発起人会を立ち上げたり、案内状を発送したり、と準備も大詰めを迎える頃にみのろ君が大怪我と云うハプニングに見舞われた。展示会に出品する作品だけは引き伸ばしの手筈が整っていたけれど、それ以外が全てストップしてしまった。写真集の内容すら決まっていない。写真家は大いに慌ててしまった。当のみのる君も予想外の展開に驚いた。

 一年の締め括りの時期だっただけに、通常の倍以上の量の仕事を抱えていたし、日頃、頼りにしている女史がお産を控え、産前産後の休暇に入る当日にみのる君の入院騒ぎ、彼女の仕事も引き受ける段取りだったけれど、一切が止まってしまった。職場にとって最大の危機的状況。写真家にとっても、のっぴきならない事態。

 正月明けから仕事に復帰して3ヶ月。ようやくほぼ全ての懸案事項が片付いて正常に戻った。

 写真展初日までに写真集は完成したし、200人以上も集めた祝賀会も無事盛大に行われた。10年以上前に帝国ホテルで開いた祝賀会では食事を取る間もなかったが、今回も受付の責任を任されていたけれど、前回に懲りて受付用に料理を用意して貰ったお陰で、アルコールも喉に沁み、腹も膨れた。

 裏方を引き受けてくれた皆さんやお客さんから安否を訊ねられる場面も多く、みのる君のケガはあっちこっちで評判だったようだ。迷惑の度合いが如何に大きかったかを物語っている。

 写真展の評判も上々で、連日1000人を超える入場者数。フィルムメーカーが提供している写真展会場では、会場始まって以来の盛況ぶりだったようだ。手頃な価格も功を奏したか、写真集の人気も大したものだった。用意した分はほとんど売り切れてしまった。写真集の肝心な部分に誤植があって、発売前に修正騒ぎがあったけれど、何とか乗り切った。

 懸案事項は片付いたが、みのる君自身の問題が残っている。未だ、腰に疼痛。転ばぬ先の杖を携えて仕事に励んでいる有様だ。

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