袋田の滝
以前、日光の華厳の滝を訪ねており、今年5月連休の紀伊半島巡りでは那智の滝を見ている。こうなると、日本三大名瀑と云われる茨城の袋田の滝を見逃す訳にはいかない。カミサンは独身時代に職場の連中と行った覚えがあると云う。いつ頃、どんな経緯でどんなコースを辿ったか、なんて事はきれいに忘れているけれど、見た事は確か、と覚束ない記憶。この際だから行ってみよう。軽井沢の白糸の滝を見た後だけに、滝巡りも面白いね、なんてカミサンはすっかり乗り気。早速、休日、二人で出掛けた。
なかなか壮観だった。観瀑施設があって、エレベーターを使って、一気に観瀑台に上り詰める。ちょうど良い高さから滝の全体像が拝めるようになっており、不精者には有難いが、ちょっと興醒めの感もある。カミサンは、昔訪ねた時は必死に歩いたものよ、と云う。隔世の感か。
高校時代、葛飾北斎の「諸国滝巡り」の絵が好きで、よく眺めていた。大胆な水の描き方が記憶に残っていたが、長い間、ずっと袋田の滝が描かれているとばかり思い込んでいた。思い込みは怖いね。カミサンにウンチクを語ったが、帰って改めて調べてみたら、全く的外れ。北斎の絵は霧降の滝だった。カミサンにみのる君の勘違いを話したら、それなら、是非霧降の滝も見ましょう、なんて誘われてしまった。
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