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2009年6月の記事

2009年6月30日 (火)

カミサンの用事

 京都到着の晩は大学で教鞭をとっているカミサンの友人と再会して三人で賑やかな酒宴、後は珍しくちょっと豪華なホテルに泊まった。

 翌朝、カミサンは早速着物に着替える。いよいよ今回の目的、家元のご尊顔を拝して親授式に臨む時がきた。着物姿になると所作も大人しくなる。

 カミサンを目的地へ無事に送り届けるのがみのる君の役目。カミサンの一世一代の晴れ舞台だから、3年振りに有休を使って彼女を案内した次第。式が何時に終わるか分からないから、テキトーに時間を潰して頂戴。カミサンの言に従って、みのる君は琵琶湖へ向かう。

 もう一泊して買物したい、と云う我儘なカミサン。金が無いから車中泊覚悟でも良いかと問えば、一向に構わないと云う。では、車中泊の場所でも下見しよう。みのる君は健気に空いた時間を使って道の駅探訪となった。やさしい亭主さ。

 予想より早めに終了した模様で、京都から80㌔近くも離れた琵琶湖の北にいたみのる君の所へメールが届く。終わったから迎えを乞う。てっきり午後までかかるものと思い込んで、呑気にドライブを楽しんでいたみのる君は、慌てて返信。すぐには無理、2時間近く待て。それから、急いで京都へ戻った。

 待ち時間を利用して、カミサンは買物に精を出していた。お返しやら記念の品やらを見繕っていた。マメだね。カミサンはみのる君の感想なんかに少しも頓着せず、さっさと車の後部シートで着物から普段着に着替えてしまう。ワンボックスカーの利点。カーテンを閉めれば、どんな場所でも変身可能。所作も本来のカミサンに戻ってしまう。さて、いよいよ活動開始、北野天満宮の骨董市へ行きましょう。早速本領発揮だ。

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2009年6月29日 (月)

芭蕉堂は見学出来なかった

 先週、カミサンの用事に付き合って、休みを貰って京都へ行って来た。カミサンを京都まで送迎が役目だったが、ついでにあちこち京都見物も良かろう。一昨年に見損ねた八坂の芭蕉堂を第一の見学候補にあげて、深夜に自宅を出発、夜通し車を走らせる。明け方には京都付近にたどり着いたが、生憎の土砂降り。

 一ヶ月前に予約しないと国宝の待庵(妙喜庵にある)は見られない。これを知ったのは出発直前。折角の京都、今回は是非待庵を見たい、なんて胸を膨らませていたカミサンに話すと、大いにガッカリした様子だったが、それでも是非行ってみたいと云う。行けば何とかなると思ったか。しかし、やはり埒は明かない。明け方の土砂降りが嘘のように晴れ上り、暑い日差しを浴びた妙喜庵を外から眺めるだけだった。

 近くの歴史資料館に待庵の原寸大の復元模型が展示してあり、こちらを拝見。少しは満足したようだった。近くのサントリー山崎蒸留所も訪ねたが、見学は10時からと云う。9時前の来訪者には冷たい回答。見学を諦めて京都市内へ。

 まず三十三間堂の圧倒的な千手観音を拝見してから、お目当ての芭蕉堂を目指した。知恩院前の駐車場に車を止め、梅雨の晴れ間の猛烈な日差しにウンザリしながら歩くことしばし。円山公園を抜ければ西行庵と芭蕉堂。が、前回と同様門は固く閉ざされていた。非公開なのかな。みのる君の希望は呆気無く砕かれてしまった。嫌がらせかな。みのる君はすっかり落胆。徹夜の運転疲れも手伝って、すっかり憔悴。近くの喫茶店で冷たいコーヒーを飲んで気分を紛らわせた。

 この喫茶店では高台寺七夕会の短冊を集めている由。短冊に夢を書けば七夕会の際に飾ってくれると云う。カミサンは茶事精進を堂々と書いてしまう。みのる君は、さて、いざ、自分の夢を書けと云われると、夢があるのか無いのか、世界平和万歳、健康家族一番、拝金主義歓迎等々まるで考えてもいないから、何も出てこない、情けない御仁と悟ってしまった。

 カミサンが買物に付き合って歩いていると、突然、彼女が思い出したように、確か、この辺に竹内栖風の家があるはずよ、なんて云い出してキョロキョロし始める。北大路魯山人に影響を与えた人物よ、知らないの。カミサンのウンチクを聞いている内に、くだんの建物が見付かった。見れば、案内係が立っており、名所旧跡の類いでは無い。今は「ガーデンオリエンタル」と云うレストランになっていた。見学出来ないかしら。カミサンは案内係に中を拝見出来るかと訊ねる。コーヒー一杯でも歓迎しますとの返事を頂き、みのる君を促して颯爽と中へ入った。お陰で冷たいコーヒーを飲める。

 コーヒーを頂いた後は、竹内栖風が住んでいた頃の部屋やアトリエ跡を案内して貰い、カミサンにとってはささやかな収穫だった。

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2009年6月25日 (木)

袋田の滝

 以前、日光の華厳の滝を訪ねており、今年5月連休の紀伊半島巡りでは那智の滝を見ている。こうなると、日本三大名瀑と云われる茨城の袋田の滝を見逃す訳にはいかない。カミサンは独身時代に職場の連中と行った覚えがあると云う。いつ頃、どんな経緯でどんなコースを辿ったか、なんて事はきれいに忘れているけれど、見た事は確か、と覚束ない記憶。この際だから行ってみよう。軽井沢の白糸の滝を見た後だけに、滝巡りも面白いね、なんてカミサンはすっかり乗り気。早速、休日、二人で出掛けた。

Hukuroda  なかなか壮観だった。観瀑施設があって、エレベーターを使って、一気に観瀑台に上り詰める。ちょうど良い高さから滝の全体像が拝めるようになっており、不精者には有難いが、ちょっと興醒めの感もある。カミサンは、昔訪ねた時は必死に歩いたものよ、と云う。隔世の感か。

 高校時代、葛飾北斎の「諸国滝巡り」の絵が好きで、よく眺めていた。大胆な水の描き方が記憶に残っていたが、長い間、ずっと袋田の滝が描かれているとばかり思い込んでいた。思い込みは怖いね。カミサンにウンチクを語ったが、帰って改めて調べてみたら、全く的外れ。北斎の絵は霧降の滝だった。カミサンにみのる君の勘違いを話したら、それなら、是非霧降の滝も見ましょう、なんて誘われてしまった。

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2009年6月22日 (月)

白糸の滝

 今年もカミサンと軽井沢の万平ホテルを訪ねた。今回はちょっとスタートが遅かった為、午後も遅い時間の到着だった。

 新車のナビにはこのホテルが載っている。何度通っても道を間違えてしまうので、今年はナビ任せと云う情け無い手段を講じてしまったが、道案内に従って走ってみれば、別段迷うような道ではなかったし、ナビに教えを請うまでもなかった。次はここを曲るとか、ちゃんと前を見て走ってみれば、自ずと道は開かれた。今まで何を血迷っていたのだろうか。

 ホテルのレストランで簡単な食事。遅い昼食。クラシックホテルは相変わらず高いお値段。記念日と云うことで自らを納得させるしかない。

 夕暮間近に迫る時間帯なので、軽井沢の町を散策する気分ではない。たまには白糸の滝でも見物しようか。みのる君が提案にカミサンも快諾。子供等が幼い時分に一度訪ねたことがある。みのる君が若い頃にも気まぐれに何度か通ったことがある白糸の滝に着いたのは、午後5時過ぎ。土産物屋は閉じていたけれど、滝までの道のり、何組かのカップル等が逍遥していた。Siraito

  滝には富士山の名瀑とは違った空気が漂う。炎天下の季節は絶好かも知れない。熊が出没するので要注意の看板。鳴り物装備を促していた。

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2009年6月19日 (金)

ついに三周年

 本日でブログ開設3周年となりました。1055回目のアップ。

 だらだらと続けてきた感じもしますが、本人はたっぷり自己満足の境地にあります。アクセス数は3万を超え、さまざまな方々にお越し頂いたと有難く感謝しております。一旦はカウンター機能を停止(一ヶ月と3日間)しましたが、本日から再開します。停止中にも1000を超えるアクセスがあり、一喜一憂には重要なファクターと自己分析した結果、改めてカウントを再開した次第です。ついでに若干レイアウトを変えました。

 独善的自我にまみれたみのる君を賞賛すると云う不純な動機で始めたブログですが、みのる君の思考回路は硬軟入り乱れており、なかなか筆舌に尽くし難く、とは云え、自画自賛も過ぎては鼻持ちならず、程々を心掛けつつ、今後はもう少しのんびり進もうかと思っております。ご来場の皆様にはご厚意に感謝申し上げ、引き続きのご贔屓をお願い申し上げます。

 Bianca様や元木様、小雪様からいつも温かいお言葉を賜り、大いなる励みとなっております。今後とも宜しくお願い致します。みのる君の友人諸兄の無反応には呆れますが、これも人徳のなせる業、みのる君はすっかり諦めております。

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2009年6月16日 (火)

写真の整理

 首が治った後の休日の2日間を使って、溜まりに溜まっていた写真の整理に精を出した。

 子供達が小学校高学年になった頃から写真の整理を放り出してしまい、撮った写真は本棚の片隅に追いやっていた。単に面倒くさいと云う事情。

 最近になって、突然に奮起。ナカバヤシの240枚も収納出来る簡易なポケットフォトアルバムを5冊購入し、まず、古い写真を時系列に並べて、片っ端からアルバムにしまっていく。ところが、あまりに写真の量が多い。やむなく更に5冊を買って来て作業を続行。それでも足りない。ポケットに何枚も写真を入れても収まらない。それに、時系列に並べたつもりでも、後から後から古い写真が出てくる。全く日付の分からないものもある。焼増した写真もある。失敗作も一杯ある。ポケットに入らないサイズもある。段々ウンザリしてくる。飽き性だからね。

 更に3冊買い求め、更に2冊買って、計15冊(1冊300円もしない廉価品なので助かった)にもなってしまったが、何とか古い写真の整理が終わった。多分、3500枚は整理出来ただろう。昔買ったまま使っていないアルバムも出てきて、こちらにも収納。合わせて4千枚超を片付けて、すっかり疲れ切ってしまった。

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2009年6月13日 (土)

回復

 やっぱり根性も大切だ。首が回らない騒ぎも一件落着。医者なんかに行かず、じっと耐えていれば直る。カミサンの見立てに従って、2、3日辛抱していたら、元に戻った。まだまだみのる君の自然治癒力も衰えていない。医者を儲けさせる事はない。医者嫌いが健康の秘訣。根性の成果。とは云え、生活面で首が回らないのは如何ともしがたい。じっと耐えて幾星霜、今だ治癒の見込み無し。こちらは根性では太刀打ち出来ないが、生来の楽天気質が唯一の救い。「何とかなるさ」の大雑把な性格がみのる君を支えている。

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2009年6月11日 (木)

首が回らない

 カミサンの打撲騒ぎの翌日は、今度はみのる君の首が回らなくなってしまった。寝違えたか。横を向くにも体ごと動かさないと向けない。段々ひどくなっていく。動きはロボットさながら。無理な姿勢で仕事をしていた訳では無いし、むち打ちの覚えも無い。困った症状だ。

 とは云え、整形外科へ足を運ぶ気にはならない。じっと我慢。いよいよ生活面だけでなく、肉体面でも首が回らなくなってしまったなんて…。

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2009年6月10日 (水)

カミサン打撲

 仕事中、ちょうど来客と会話を弾ませている最中、ケータイに着信があった。気にも留めず、それっきり着信のことなんか忘れて仕事に没頭。夕方、再び、着信があって、見ればいずれもカミサンが発信者。最初のメールには早い帰宅を希望する旨が書かれており、2通目は夕食を買って来てほしいとある。何かあったな。心配になって、カミサンに電話すると、ちょっと頑張り過ぎて動けなくなった、夕飯の準備も無理だから、適当に弁当でも買って来て頂戴と云う。

 コンビニ弁当を調達して帰宅すると、カミサンは左腕を吊っていた。骨折でもしたのか。多分、骨は折れていないと思う。単なる打撲よ。少し張り切り過ぎたみたい。茶道具を棚に仕舞おうとしたら、滑って手に当たってしまった。初めは副え木を当てて縛っていたけれど、うっ血するので、スカーフで吊ることにしたの。医者には診せていないと云う。骨折の痛みじゃないから大丈夫、と相変わらず強気。みのる君同様医者嫌いなカミサンだが、自分で手当してしまうから大したものだ。

 みのる君は健気に夕食の準備をする羽目になってしまったが、たまには止むを得んかな。翌朝、カミサンはすっかり元気になっていた。

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2009年6月 8日 (月)

猿の集団に遭遇

 週末、栃木県田沼町(佐野市)から群馬県桐生市へ抜ける山中をカミサンとドライブしている時のこと。

 間もなく桐生の梅田湖と云う辺りで道路を横切った不審な影をカミサンが見付けた。みのる君は気が付かなかったが、ヘビではない、もう少し大きかったとカミサンの弁。引き返してみると、ガードレールの脇に赤い顔をした猿が叢でじっとしている。こんな所にも猿がいるのか。

 確かに深山幽谷の趣きもある県境だが、10㌔も南下すれば関東平野に至る。賑やかな町になる。先週も三国峠で猿を見掛けたけれど、まさかみのる君を追って来た訳ではあるまいね。猿に好かれたいなんて思わない。

 カミサンの動体視力も大したものだ、なんて云いながら、何気無く山の斜面、のり面の方を見ると、驚いたね、十数匹もの猿がこっちを見ている。ビックリしてしまった。猿の団体様だぜ。一匹が道路に出てしまったので、心配になって様子を窺っていた感じだった。

 襲われたらエライこっちゃ。数は力だ。十数匹も集まると、さすがにひるんでしまう。そもそも人間の言葉が通じない輩は苦手なみのる君だ。うるさいと云っても泣き止まない赤ん坊も大の苦手。ましてや猿、話せば分かるなんて云っても通じる相手ではない。カミサンも驚いてポカンとしている。

 滅多にない機会だから、写真を撮ろう。慌ててケータイを取り出したが、連中は写真嫌いなのかな、みのる君が車の中でモタモタしている間にさっさとのり面から森の中へ消えてしまった。去る者は追いたくない。結局、わずか2匹しか撮れなかった(下の方に写っている。団体様ご一行をうまく撮れていれば、結構迫力があったと思う)。

Saru

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2009年6月 6日 (土)

音が出ない!!

 とうとうみのる君のくたびれたパソコンから音が出なくなってしまった。何気無くパソコンのトランプゲームで札を配る鮮やかな音を聞こうと思い、ボリュームを上げた所、全くの無音。一瞬蒼くなる。慌てて、音楽を再生してみると、エラーメッセージが。デバイスが壊れています。8年近く酷使してきたから、パソコンがへそを曲げてしまったようだ。

 多分、過日HDDの容量を確保する際、滅多に使わないプログラムもついでに削除し、可能な限り容量を増やしたが、うっかりドライバーを消してしまったか知れない。今更後のお祭り騒ぎさ。

 随分前からパソコンのCD装置も壊れており、リカバリーCDも役に立たない。仕方なく、ああでもない、こうでもない、とネットやトラブル対応を調べて修復作業に没頭。正味半日近くかけてようやく元通りになった。内臓スピーカーから拓郎の音楽が流れた時は、やっぱり、ホッとするね。無事回復。

 後で落ち着いて考えてみると、時折機械が警告を発してくれていたようだ。新しいハードがあります、なんてメッセージがしばしば出ていたけれど、気にも留めていなかった。多分、殊勝な機械がみのる君の不始末を見かねて、みのる君がうっかり削除してしまったコントローラを自動的にダウンロードして、さあ、インストールしなさいって教えてくれていたようだ。親切、お節介極まりないが、壊れて気付く有難さかな。

 耐用年数を過ぎたノートPC。いよいよ本気になって次を考えなければならない。スピードが命のPC。起動に20分もかかるようなパソコンはお払い箱だな。

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2009年6月 4日 (木)

HDDの容量一杯

 みのる君愛用のパソコンのHDDがついに満杯状態になってしまった。専らデジカメデータと自作の動画が増えてしまって、残り700MBに至り、すっかり調子を崩してしまった。起動が無茶苦茶遅い。2、30分近くも内部でガチャガチャやっている。やっと立ち上がっても、動作は緩慢。しばし動かない状態が続く。作業領域不足か。

 やむなく、日曜日に外付けHDDへデータを移して(これが面倒くさくて、今まで手を抜いていた)、何とか5GBを確保したが、この作業で半日も費やしてしまった。続いてデフラグ。久々にやったものだから、エライ時間が掛かってしまった。ほぼ半日、夜中まで。付き合いきれず、みのる君は寝てしまった。せっかくの休日が台無し。

 そろそろ買い替え時かな。Vistaの後継が来春発売されると云うし、ここまで我慢してきたから、新しいOSを待つか。それまで今のPCがもつか心配。中古のXPを探そうか、なんて事も考えている。貴重なデータを外付けHDD一つに保存しておくのも心配だし。金欠病だし。悩ましい事だ。今は、ひたすら固まらない事を祈るのみ。

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2009年6月 1日 (月)

やっと見付けた

 昨年、二度も失敗した長野県飯山にある思い出のイタリアンレストラン探し(昨年6月28日の記事参照)。ついに見付けた。

 休日、カミサンと昼飯を食べに飯山のレストランへ向かった。折角だから、普段滅多に走らない群馬県草津から志賀高原を抜けるコースで行ってみよう。途中、いずれはダムの底になる吾妻渓谷を通る。代替道路を建設中か、あちこちが工事中。草津白根辺りは濃霧に雨。硫黄の臭いを嗅ぎながら、駐停車厳禁の道を走る。雪の回廊にはちと遅すぎたが、まだ雪も残っており、交通量の少ない山岳道路を楽しんだ。志賀高原辺りから青空が顔を出した。関東地方は雨だったが、長野県は上天気。

 ちょうど昼時に飯山市内に到着。二度も見過ごしてしまったレストラン「サージ」。今度こそ見逃せない。見付けられなかったら、二度とお付き合いしませんよ。カミサンに釘を刺されたが、同じ過ちは繰り返さない。およその見当を付けていたので、お目当ての店をめざとく発見。看板を見れば、「パスタ」の文字ばかり大きくて、店の名前は隅っこにローマ字で小さく書かれている。これでは、見過ごすのは当たり前だ。みのる君は看板に責任を押し付けてしまった。

 記憶っていい加減だね。川の近くだとばかり思っていたが、まるで見当違いだった。みのる君の思い違いも甚だしい。お袋と座った席は壁際。これだけはしっかり覚えていたが、それ以外は何も思い出さない。店内の雰囲気も忘れていた。

 カミサンは気に入ったとみえる。なかなか良い雰囲気じゃない。パスタも美味しいし、又、来ましょう。たまにははるばる遠くまで食事に出掛けるのも一興よ。片道4時間を費やすのも面白い。雪も見られたし、高原のおいしい空気も吸ったし。途中、道の駅で新鮮な野菜も仕入れたし。カミサンは上機嫌だった。

 帰りは新潟県経由。湯沢から国道17号を南下。三国峠越えでのんびり帰った。峠付近では野生の猿を二匹も見た。一匹は悠然と道路を横切り、少し下った辺りでは、ガードレールに陣取って、通り過ぎる車を眺めていた。

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