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2008年11月30日 (日)

シャレード

 オードリー・ヘプバーン主演の映画の中では、特に好きな作品。1963年、スタンリー・ドーネン監督。音楽はヘンリー・マンシーニ。

 オードリーの魅力たっぷり。サスペンスもたっぷり。ジェームズ・コバーンやジョージ・ケネディ、ウォルター・マッソーの脇も楽しめた。ケーリ・グラントが怪しくて、ハラハラしながら観ていた。ラスト近くになって謎が解ける瞬間の主人公達の表情も良かった。

 列車から男が転落するオープニングに続くタイトルバックと音楽が素晴しい。初めて映画館で観た時は仰天したものだ。こんな出だしもあり、かと思った。「ピンクの豹」(1963年)のタイトルバックにもビックリしたけれど、子供心に大変なカルチャーショックだったと思う。映画の多様な表現方法にすっかり圧倒されてしまった。多分、みのる君の世界観に多大な影響を与えたに違いない。

 みのる君の思考回路を大いに刺激した「真田風雲碌」も1963年の映画。

 改めて調べてみると、「大脱走」や「007危機一発」も同年。ヒッチコックの「鳥」や「西部開拓史」、「地下室のメロディー」、「リオの男」も「アルゴ探検隊の大冒険」やアラン・ドロンの「黒いチューリップ」も1963年の作品。中村錦之助の「一心太助・男一匹道中記」や「関の弥太ッぺ」、「宮本武蔵・一乗寺の決闘」、鶴田浩二の「人生劇場飛車角」、「次郎長三国志」、片岡千恵蔵の「十三人の刺客」、「勢揃い東海道」、吉永小百合の「光る海」や「青い山脈」も、クレージー・キャッツのコメディも、市川雷蔵の忍びの者シリーズ、渥美清の「拝啓天皇陛下様」も、みのる君の好んだ映画が1963年頃に集中していた。いずれも、みのる君に大なり小なり影響を与えた作品ばかり。みのる君の思考回路形成に1963年の映画は重大な役割を担っていたかも知れない。

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