ととろのバス停
臼杵から高千穂に抜ける途中に「ととろのバス停」と云う実際に運用されているバス停がある。ここも今回の旅の目的地の一つ。大分県佐伯市宇目南田原の轟(ととろ)地区。コース検討中に見付けた観光スポット。
最初は乗り気でなかったカミサンも、バス停に到着するや喜色満面。あら、ステキじゃない。子供達への土産話になるね。近くにトトロの森なんてのがあって、トトロ人形が沢山置いてあったり、猫バスもある。みのる君らが到着すると、先客の若いカップルが写真を撮っていた。猫バスの窓からカミサンが顔を出して手を振ってみせたが、さすがに公開は憚られる。トトロも目を回す。
すでに夕方の5時を回っている。バス停の次は、いよいよ高千穂を目指す。日之影宇目線と云う狭く曲がりくねった道をひた走る。対向車とすれ違えない道が延々と続く。途中、何度かすれ違いに往生。地元民しか通らないような道を関東ナンバーが横柄な走り方をするから、きっとヒンシュクを買っただろうな。
行けども行けども、隘路が続く。無事に辿り着けるか少々不安になる。出発一週間前に高千穂のホテルを予約(ゴーデンウィーク中の観光地のホテルを予約出来た事もドライブ決行の一因)しておいたので、念のために「遅れるかも知れない」と一報を入れ、万一に備えた。険しい山中で迷子になったり、がけ下に転落したら一大事。ホテルのキャンセル料を取られるのも悔しい。一報しておけば、全て安心。
山中で夕陽を浴びた重なり合う九州の山々を一瞥。一幅の水墨画を見るような山々の連なり。神話の古里と云った風情にも見える。勿論、思い過ごしさ。
いきなり道路を横切る小さいカモシカに出会った。カミサンはカモシカを見て大はしゃぎだった。高千穂近辺は未だ野生が闊歩しているね。
午後7時過ぎ、何とか無事にホテル到着。素泊まり二人で8千円のビジネスホテル。メーターは1370㌔を超えている(計画と7㌔の差異。わずか0.5%の誤差。この辺はみのる君の綿密さの表れ。ところが、肝心の見学場所の下調べはほとんど無し。だから、いつも後悔してしまう。これも性分だね)。ここまで全く渋滞は無し。神々が味方したかと云う見方もあるかな。
夕食時のビールが美味かった。そして40時間振りの睡眠。横になった途端、朝を迎えてしまった。
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コメント
ここはバス停の名が「ととろ」。「ととろの森」の本家は埼玉の狭山だそうですから、こちらは分家でしょうか。いずれにせよ、不思議の国のアリスのチェシャ猫みたいですが、この猫バスはとてもチャーミングですね。誰かが夜中に持ち込んだとか。山にカモシカなどがいるなんて初耳でした。40時間不眠のドライヴご苦労さんです。お次はいよいよ宮崎・鹿児島へと向かいますね。
いやいや、九州縦断までの時間的余裕はありませんでした。残念です。南下は高千穂止まり。以後、一気に西進、北上します。ご期待下さい。
夕暮れの山中で見た、ほんの一瞬(峠を上り詰めた辺りでカーブの向こうにチラリ。眺めている余裕もなく、ハンドルを切って一気に下り)の九州の山々は実に印象的でした。 (稲)
投稿 Bianca | 2008年5月 9日 (金) 16時37分