臼杵の磨崖仏訪問
講談社の「週刊日本の仏像」を購読している。先月発行のNo.44が「臼杵磨崖仏と国東半島」を取り上げており、迂闊にも臼杵に国宝級があるとは知らず、カミサンに話すと、有名よ、知らなかったのなんて冷ややかな反応、加えて、ちょうど良いタイミングじゃない、宇佐神宮の後は臼杵に回って見学しましょうよ、なんて水を向ける。それまで九州ドライブを企画しながらも、余りの遠さに躊躇していたけれど、そうだね、ついでに行ってみるか。講談社に触発され、カミサンの誘いに応じて、とうとう九州ドライブを決意。その代わり、国東半島一周を断念し、カミサンが懇請していた湯布院一泊も無し。国東半島を回って湯布院に泊まってしまえば、その後の計画が成り立たない。先週のNHK「家族で乾杯」でも臼杵が登場。見れば、道路を走る車が少ないじゃん。何となくホッとする。渋滞には縁が無さそう…。これが九州行き最後の引金。
ホキ石仏第二群、第一群、山王石仏、古園石仏をゆっくりと見て回った。平安時代後期から鎌倉時代にかけて刻まれ続けられた由。阿蘇の噴火によって出来た凝灰岩が彫り出しに適したようで、大分県に集中する磨崖仏造営の一因の由。古園石仏の修復された大日如来も拝見。確かに、磨崖仏は一見の価値がある。
こうした文化を後世に残すことも現代人の役割だろうな。国宝や名所旧跡に落書きする不届き者が多い由。後世の人々はモラル無き時代として現代を位置付けているかも知れない。
午後3時過ぎの到着だった所為かな、やはり、観光客は少なかった。階段脇に「ヘビに注意」の看板があって、たじろいでしまった。
| 固定リンク
コメント