« 古事記「東征」の続き | トップページ | 暑かったり涼しかったり »

2008年5月30日 (金)

富弘美術館

 母をあちこちドライブに誘った折、群馬県みどり市にある「富弘美術館」を訪ねた。手足の自由を失った星野富弘氏が描く優しい水彩詩画が評判を呼んで多くの観客を集めているが、母も一度は訪ねてみたいと云うので、ドライブ計画に組み込んだ次第。日光へ抜ける国道122号線沿いにあって、今は新しい建物になったが、新築前に訪問。足腰の弱った老母を案内して、美術館に入ると、直ぐに案内係がエレベーターを利用するよう促してくれた。親切な提案だったが、昔気質はにこやかな顔で遠慮を申し出て、階段を上った。身障者への配慮が行き届いているが、気丈な老母にはかえって余計な待遇だったみたい。やっとの思いで階段を上り少し疲れた様子だったが、植物の絵やそこに添えられた温かい言葉をブツブツと読みながら、熱心に見て回った。大したものだね。以前に1、2度訪ねているみのる君には目新しい発見もなく、少々退屈だった。今から6年前の、ちょうど今時分のこと。

 建物が新しくなってからは一度も行っていない。日光方面に行くような機会があれば、もう一度訪ねてみようか。などと思うが、大型観光バスがひっきりなしにやって来るから、きっと、落ち着いて見られないだろうね。

|

コメント

エレベーターを拒否して階段を上られたとのこと。そういえば、私の母も、義母も、疲れるだろうにと思うのですが、できるだけ自力で動きたがります。人間には残った能力を最大限に働かせたいという本能的な欲求があるのかもしれません。

本来、自力こそ本能的なのでしょうね。それに尊厳もあるから、他人の世話を拒む。こうした精神は大切だと思います。 (稲)

投稿 Bianca | 2008年6月 1日 (日) 19時41分

コメントを書く




コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。