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2008年2月22日 (金)

煩へば餅をも食はず桃の花

 貞享3年、芭蕉43歳の句、

 煩へば餅をも食はず桃の花

 折角の桃の節句なのに腹痛でも起こしたのだろうか、餅も食えない。仕方なく桃の花を眺めている。そんな所か。おめでたい席なのに、調子が悪いから元気が出ない。皆さんには申し訳ないが、花でもめでてじっと我慢しましょう。残念無念の心境。「食えず」としないで、「食はず」とやせ我慢の呈。昭和37年発行の岩波書店、日本古典文学大系「芭蕉句集」にはこの句が載っていない。何故かしら。

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