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セント・セバンスチャン

 カミサンがとっておきのビールにベルギー産の「セント・セバンスチャン」と云うのがある。「ダーク」と「グランクリュ」と云う2種類を酒屋から取り寄せ大事に保管している。アルコール度数7.6%(グランクリュ)。500ml。陶器に入っており、なかなか乙なものだ。時には盆暮れの挨拶なんかに利用させて貰って評判のビールながら、滅多な事では食卓に出てこない。特別な日にしか呑めないビールなんて不要だぜ。みのる君はいつも不満を漏らしている。

 ヒデさんの告別式の晩、珍しくカミサンがこの「グランクリュ」を出してきた。今日はヒデさんの供養よ。親友を失ったみのる君を気遣ってのご配慮か。文句を云う筋合ではない。二人でじっくりと味わった。

 みのる君の結婚式ではトップバッターで歌を披露してくれたヒデさんよ、お前のお陰でセバスチャンを呑めるぜ。ブログにお前の事を書いていた頃息を引き取ったそうだけれど、しばらくブログ更新も遠慮しようかなどと思っていたけれど、それでは供養にならんし、元来みのる君は能天気だし、カミサンの気遣いもあるし、酔った勢いを当分間続けようかと思う。みのる君は律儀だしね。

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