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編集会議

 過日、みのる君が裏方を引き受けている芸術雑誌の編集会議が開かれた。最終校正と云うことで、自分たちの作品が掲載される雑誌の出来映えを最終チェック。第一線でご活躍の彫刻家や書家、写真家や短歌の先生、随筆家が一堂に会した。折悪しく諸事に多忙な画家達が不参加だった。

 念入りに文字校正や色校正をやったつもりでも、案外見落としは多い。文字校正は毎度3回もやっているが、それでもミスはある。いつもみのる君は初校から目を通しているが、今回に限っては印刷会社の不手際で二校目、三校目を見ていない。いきなり最終校正だ。担当者の忘失が原因だけれど、途中経過が分からないと不安が残る。短歌の先生や随筆家がきちんと校正しているから大丈夫でしょう。担当者が請け負ってくれたが、先生方は自分の作品には神経を使うけれど、人様の作品のミスは敢えて指摘しない所がある。もちろん、作品原稿を最大限尊重しなければいけないが、作品の誤字まで尊重してしまうと雑誌の品位に関わる。

 へたくそな文章もある。これまでも、目に余るへたくそ文は、しばしばみのる君が朱を入れて改良してしまったことがある。雑誌に載った作品と作者の元原稿がまるで違っているのに、作者から苦情を持ち込まれたことはない。鷹揚なのか無頓着なのか。

 絵画や彫刻、書等は作品を写真で紹介しているが、過去には写真の裏表を間違えたとか、天地さかさまとか名前が違うと云ったミスを作者や読者から指摘されたことがある。写真だと一目で間違いに気付くのに、文芸分野のミスは精々誤字を発見する程度で、作品の良し悪しにまで言及する読者はいない。寂しいと云えば寂しい。

 大抵のミスは校正に携わった画家や書家、写真家の見落としが原因だけれど、苦情は裏方にくる。裏方の辛いところだ。こっちはボランティアでお手伝いしているんだ、文句を云われる筋合じゃない。と云いたい所だけれど、みのる君自身も結構失敗するし、編集会議の際には寿司をご馳走になっているからな、余り不平も云えない。

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