冥王星が仲間外れになった理由
仲間外れになった訳を非常に大雑把なたとえで説明すると次のような感じかな。
惑星様ご一行が東京駅から新潟へ向かっている。木星や土星は図体が大きいから大人料金で急行。天王星と海王星は中学生料金で各駅停車、水星や金星、火星、地球は子供料金で上越新幹線に乗っている。
ところが冥王星だけはへそ曲がりで新潟とは方向の違う山形へ東北線経由の各駅停車で向かっている。しかも地球の月よりも小さいものだから幼児料金(幼児料金なんてないけれど)。惑星様ご一行が新潟から東京へ戻って来ても、冥王星はまだ福島辺りを東京に向かってノロノロ移動している。
赤ん坊一人が呑気に各駅停車でみんなと違う方向へ行くもんだから、お前なんか惑星じゃない面倒見られん、とつま弾きされた訳。乱暴な例えだけれど、ザッとこんな具合だ。
冥王星だけ軌道傾斜角が17度以上もあって(方向が違うと云ったイメージ)大きな楕円軌道。惑星様ご一行は大体円軌道なので、これも異質。乱暴に云えば彗星や小惑星の軌道みたいなもので、昔から惑星様ご一行に加えて良いものか議論されていた。ここへきて、やっと惑星様ご一行の見やすい幟が立てられ、冥王星だけは参加資格がないよと云われた次第。
今時分は夜の8時過ぎ、南のへび座辺りに居座っている。勿論、口径10㌢程度の望遠鏡では見えない。もっと口径の大きな望遠鏡がないと駄目だし、見つけても点みたいに小さい。表面なんか全く見えない。毎日同じ時刻に見続けていると動いているのが何とか分かる程度かな。観測には根気のいる星だ。










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