スタンド・バイ・ミー
マイクロソフトの無償ソフト、「ムービーメーカー」を使ってさまざまなスライドショーを作っている。専ら家族の写真をつなぎ合わせているばかりだけれど、バックミュージックにみのる君お気に入りの音楽を利用、家族には好評を博している。家族写真ばかりだから、無関係者には全く面白くない代物ながら、みのる君は一人悦に入っている。
前々からベン・E・キングの「スタンド・バイ・ミー」を使ったスライドショーを作りたいと思っていたところ、年末のある日、これが収録されている安価なCDを見付けた。早速に購入。
それから、少々時間をかけてカミサン主体とみのる君用に2本、粋な作品を作り上げた。
わずか3分間の曲にそれぞれの写真を数十枚使い、映画「スタンド・バイ・ミー」のラストシーンを彷彿とさせる上出来な作品となった。
正月には子供達にも見せて、是非、我々の葬式(どちらが先になるか分からないけれど)に流して頂戴と要請。みのる君の遺影は若かりし頃の長髪スタイルをご指定(スライドショーの最初に出てくる。以前、このブログでもちょっと紹介)。祭壇にこの長髪姿を飾って、静かに「スタンド・バイ・ミー」を流す。あちこちドライブした折のみのる君の笑顔が次々とスライドで紹介されるから、きっと、参列者は感無量になるだろうな。みのる君の面目躍如。
こうなると、自分の葬式が楽しみになってくる。早く来ないかな、なんて。
隙間っ風対策
冬場は、我が家の建て付けの悪くなったサッシ窓から北風に乗って砂埃が入り込んでくる。サッシのなかった大昔の実家では、空っ風の強い日は決ってお袋が日に2度も3度も畳を拭いては砂を除けていた。サッシ窓に変わってこの手間が随分と省けたが、砂はわずかの隙間を縫って闖入してくる。我が家も同様。建てたばかりの頃はそうでもなかったが、いつの間にか、砂埃に悩まされるようになった。
今冬、みのる君は突然の閃きによって、この面倒な隙間っ風対策を立案、見事に策は功を奏した。
何のことはない。サッシ窓と枠の間にティッシュペーパーの空き箱を千切って押し込んでガタを抑えただけ。これが意外に効果を発揮して、ほとんど砂の闖入を防げるようになった。劇的効果と云える。どうだ、大したものだろう。カミサンに自慢すると、カミサンも恐れ入った素振りだった。
費用なんてほとんど発生していない。小さく千切った厚紙が枠からはみ出ているので、若干見て呉れは悪いけれど、体裁を気にしている場合ではない、隙間っ風を封じ込める方が余程大事。掃除の手間を省くことの方が余ッ程重要。窮するとチエが出るものと云う実例かな。
とんだ正月
年末から正月準備に追われていたカミサンが、元旦早々38度5分の熱を出してダウンしてしまった。我が家はじまって以来の珍事。
気合を入れて用意したおせちも雑煮も味わえずに寝込んでしまった。残された家族が家事代行と云う事態になり、正月気分は霧消。みのる君は、この日のために大事に残しておいた「越乃寒梅」や「八海山」、「緑川」、「越後流」と云った名酒を交互に呑み比べながら、ささやかな朝酒を堪能したにとどまった。
カミサンの熱は午後になって39度5分となり、いよいよ事態は深刻さを増してしまった。やむなく酔いの醒めるのを待って当番医の所までカミサンを連れて行ったが、インフルエンザの疑いが強いとの診断。タミフルを処方された。
翌正月2日。今度は床暖房が故障。エラーメッセージが出て、機能しない。取扱説明書を引っ張り出してみると、どうも暖房水が不足しているようだ。説明書に従って、寒い中、表に出てタンクに水を満たす作業に没頭。しかし、苦労の甲斐はなく、エラーは解除されない。結局、正月早々業者のお世話になる始末。管に空気が入ってしまったのが、エラー解除の障害になっていた模様。
カミサンと床暖房の故障で、今年の正月はまるで落ち着きがなかった。例年の新年会も取りやめ。恒例の百人一首も中止。3日間、朝っぱらからの酒漬けは律儀に続けたが、カミサンの症状悪化を懸念するあまり酩酊にもなれず、とんだ正月となってしまった。
今年は、波乱万丈かも知れない。

